この国には「ゼロイチ力」が必要だ
いわゆる「ゼロイチ力」などと言われますが、世の中に新しい価値や概念を創造し提供するものです。起業家や企業の新規事業担当者、商品開発担当者などがこれに当てはまりますが、『日本の現場』ではもっと大きな意味で「ゼロイチ力」と定義しています。
職場ではこんな声がよく聞こえてきます。
「リサーチ、プランだけには時間をかけるが、それだけでアクションがない」
「会議でもっともな意見、目標は話すが、それだけで終わってしまう」
「社内企画をあげるが、一回で通らないからといって何もしないで諦めてしまう」
上長としては、小さなことでもいいから自ら考え、アクションしてほしいと願っているのでないでしょうか?
『日本の現場』が考える「ゼロイチ力」とは、自分の置かれた現場でより良くしたいことに対して、自ら突破していくアクションできる力です。事の大小ではなくどんな立場でもあっても、始めのアクション、初手、スモールスタートを起こすことができる人です。
こういった社員が会社内で一人、二人でもでてくると、それがやがて企業全体を前に動かす大きな推進力となります。しかしその経験のない社員にとっては、簡単のようで教えるのが難しいのが職場の現実ではないでしょうか?
それには、実際に、様々な地域、テーマの現場で、なにもないところからゼロイチを生み出してきた「先駆者」と交わって「ゼロイチ力」を身につけるのが一番です。