INTERVIEWインタビュー

もし今、何か現状にモヤモヤを感じているのであれば、『日本の現場』への参加をおすすめしたいです

成田 留巳さん/大手メーカー勤務

 

 

―『日本の現場』に参加したきっかけを教えてください。

自分のこれからを考えるにあたって「知らないことを知る」というところから始めようと思い『日本の現場』に参加しました。

社会人6年目を迎えた頃、決して仕事の環境に不満は無かったのですが、同時に物足りなさも感じ、「今の日々の時間の使い方は正しいの?」と疑問を持ち始めていました。

とはいえ、特にやりたいことがあるわけではなく、かといってやりたいことを見つけようと躍起になっていたわけでもありませんでした。知らないことを知れば、その先に何かやりたことも見えてくるかも。という位の考えでした。

他の参加者の方々と比べると、それほど明確な目標や仕事でのテーマがあったわけではないですね。

 

 

―講座で得た学びや気づきの中で自身の行動にも影響を与えているものがあれば教えてください。

「とりあえずやってみる」ということです。これは、講座最後の現地スタディツアーで得た学びです。
私は南相馬市の小高区という所に行きました。

基礎講座、本講座でも様々な学びがありましたが、ツアーで先駆者が日々活動している場を訪れ、実際に見聞きする体験は得難いものでした。

小高区で活躍する「先駆者」和田さんは、現地で様々なビジネスを立ち上げ、多くの移住者を惹きつけていました。

和田さんの取り組みひとつひとつからもたくさんの刺激を受けましたが、何よりも和田さんとのセッションの中で出てきた和田さんの言葉が印象に残っています。

それは『やりたいことや好きなことはとりあえず全部やってみる。すると本当にやりたいことが見つかる』という言葉です。

やりたいことが無くて何もできなかったり、失敗を恐れて躊躇するといった経験もありましたが、確かにやってみないと結局は何もわからない、ということにあらためて気づかされました。

私自身『日本の現場』に参加したきっかけは知らないことを知る、という意外と「とりあえず」な感じだったなぁとあらためて思ったりもしました(笑)

少し気が軽くなったのと、なんでもよいのでまずはやってみる癖をつけようと思っています。さらに他人も巻き込むために「とりあえず言ってみる」も実践していきたいと思っています。

今は、まだ日々の生活のちょっとした場面でしか実践できていませんが、その積み重ねがいずれ何かを見つけるきっかけになると信じています。

 

―『日本の現場』について成田さんが気づいたおすすめポイントがあれば教えてください。

沢山の学びがあることはもちろんですが、何よりもバックグランドも年齢も違う多くの方と、同期生として出会い、話し合えたことは、本当に楽しかったです。

会社であれば上司のような年齢の方も多く、圧倒されそうにもなりましたが、人生の分岐点で様々な決断をしていたり、今まさにそのタイミングでいろいろ考えていたりしてこの場に来ている方々で、参加者同士のコミュニケーションからもたくさんの発見がありました。

私くらいの世代の方だとこういった場に参加するのはハードルが高いと感じる方もいるかと思いますが、もし今、何か現状にモヤモヤを感じているのであれば、是非おすすめしたいです!

大きな野望も目標も不要です、何か小さな一歩が踏み出したい。そんなささやかな想いだけでも有意義な場になると思います。

 

ーありがとうございました。

[ PROFILE ]

もし今、何か現状にモヤモヤを感じているのであれば、『日本の現場』への参加をおすすめしたいです

成田 留巳さん/大手メーカー勤務

高校卒業後2015年に現在の会社へ入社。入社後は主に自動車の生産準備を担う部門にてスタッフ業務に従事。

VIEW ALL