INTERVIEWインタビュー

『日本の現場』に参加して、自分ならではのマネジメントスタイルが見つかりそうです

嶺岸 貴さん/大手生活用品メーカー勤務

 

 

―『日本の現場』に参加したきっかけを教えてください。

今年より勤務先にてマネジャーを担うことになりました。
社会人として、一定の経験、実績を積み上げてきた自負はありますが、マネジメントを通じて成果を出す役割は初めてで、多くの不安がありました。

私自身、営業職の現場でプレイヤーとしての経験が長く、今後マネジャーとして役割を果たすためには「視野を広げる、視座を高く持つ」ことが課題になると考えていました。

その時に出会った『日本の現場』のビジョン「先駆者と関わり合って、ゼロイチ力を身につける」や、4つのポイント「異分野の先駆者と関わる」「自分のゼロイチを始める」「仲間と一緒に成長する」「“社会を良くする”に関わる」は、まさに私自身が望んでいたものだった事もあり、『日本の現場』への参加を決めました。

 

 

―講座で得た学びや気づきの中で自身の行動にも影響を与えているものがあれば教えてください。

私がマネジメントしているチームは、年齢や経験が異なる様々なメンバーで構成されています。その中でも、実務経験が私より豊富なメンバーが多く、私自身がどのような貢献や存在感を発揮していくか、それが課題でもあり、不安材料でもありました。

ちょうどそのタイミングで『日本の現場』の初回の講座を受講しました。
その中で代表の佐野さんから「先駆者の方=先生ではない。あくまでも一緒に学び、行動することを志として持って欲しい。教える側と教えられる側の構図になると依存が生まれ、自発的に行動する発想が奪われていく」という旨の話がありました。まさにハッとした瞬間でもあり、私自身の業務に対する大きなヒントを頂いた瞬間でもありました。

他にも多くの学びがありましたが、その中でも基礎講座の中で学んだ「関わり合い方の3か条」を、今でも強く意識しています。

「関わり合い方の3か条」とは
①隣に立つ感覚を持つ
②交点を見つける
③自分ごとのかけらを見つける
の3つです。

 

 

 

人との関わりにおいて、相手と自分の重なる点を意識したり、相手が見ているもの、向き合っているものを同じ視点から見てみるというスタンスです。

この間のコロナ禍もあり、メンバーとのコミュニケーションの不安もありましたが、「関わり合い方の3か条」を心がけて実践する事により、チームが活性化され、メンバーが自ら考え実践する雰囲気が生まれていることを実感しています。

また、『日本の現場』は事前講座+現地での先駆者体験により、参加者自身の「自分ごと」の持ち方によって様々な学びが得られると感じています。

『日本の現場』で出会った先駆者の方々、また同期の参加者の方々から共通して学んだ事は「相手への尊敬と感謝」です。その学びをアクションへ、具体的には「なぜ出来たのかをメンバー間で共有する」を継続して実践すること、「関わりしろ」を常に大切にするように心がけること、として生かしています。マネジャーに就いたころに比べ、徐々に手ごたえが感じられようになってきています。

 

 

―『日本の現場』について嶺岸さんが気づいたおすすめポイントがあれば教えてください。

事前講座における、ケーススタディや参加者である異業種の方々との意見交換、その後の現地体験における先駆者の方々との出会いは本当に有意義です。

個人として、社会人として、生き方や仕事の現場で生かせるものがたくさん得られると思います。

仕事を続ける中で、必ず様々な課題に直面します。
そういった課題に対して、やらなきゃいけないと思いながらも「はじめの一歩」が踏み出せずにいる人や何となく「会社から求められているが自分ごとではない」というスタンスの人も少なくないと思っています。

『日本の現場』はキラキラした経歴の人ばかりが高度な理論や知識を学ぶ場ではなく、何か現状を変えていきたいと強く思う、様々なバックグラウンドの人たちが、「先駆者」との出会いを通じて、共に学び、行動する場と思っています。

私自身がそうであったように、何かモヤモヤがあるが、それが具体的には何かわからない。それでも前に進むきっかけやヒントを得たいという方には是非参加して欲しいと思います。

 

ーありがとうございました。

[ PROFILE ]

『日本の現場』に参加して、自分ならではのマネジメントスタイルが見つかりそうです

嶺岸 貴さん/大手生活用品メーカー勤務

2002年に大学卒業後、現在の会社に入社。入社後は取引先の店舗や本部等の「営業の現場」に長く関わる。2022年から営業職のマネジャーに就任、現在に至る。

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